桃の節句、雛祭りと言えば、毎年3月3日にお雛様を飾って、女の子の健康と幸せを祈る習わしなのは、いまさら言わずもがなですが、少なくとも私の周囲で実際にお雛様を飾っているお宅は、若干少ない印象です。皆様方のおうちはいかかでしたか？

ところで、新聞、マスコミ等で耳にし目にした方も多いと思いますが、鴻巣市で行われている「鴻巣びっくり雛祭り2014」では、鴻巣市役所ロビーに天井すれすれの日本一の高さ(31段高さ７ｍ)の雛壇が登場し、例年以上の集客と活況を呈しているそうです。人形の町と言うと、まっさきに岩槻市を思い浮かべる方もいるようですが、鴻巣市は鴻巣雛の町として約380年もの歴史ある町だそうです。この日本一の雛壇…テレビでは四方それぞれに雛が眺められる配置で飾られていましたが、とても数えきれないほどの数の、しかもそれぞれが煌びやかで美しい顔立ちの雛たちが清楚にたたずむ様には、ＴＶ画面を通じてながらも、しばしうっとり茫然自失状態になってしまいました。町ぐるみで郷土の工芸を愛し盛り上げていく姿勢や文化、心根を感じさせる鴻巣市は、本当に素敵な町だと思います。一方、我が安中市も、鴻巣市を見習い、安中に暮らす者、安中で働く者として、自信と誇りを持って生き生きとして過ごすことができる素敵な町にしたいものです。僕としては、安中…つまり『安心のど真ん中』の町、物理的にも心理的にも日本で一番安心して心豊かに過ごせる素敵な町を目指したいと勝手に思っている次第です。
さてさて、こちら安中駅のまさに目の前に居を構える3月のカフェリベルタも、春爛漫の安心空間とランチメニューをご用意して、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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